わん ポイントレッスン 第3回 HTMLの歴史を知ろう その2 ~★ 前回はSGMLから最新のHTML5に至るまでには人間の並々ならぬ改良や新しい仕様が加えられてきたことと、ティム・バーナース・リー氏が大活躍をしたことをお勉強しました。 そこで今回のレッスンは、HTML1.0→HTML2.0→HTML3.2→HTML4.0→HTML4.01のそれぞれの中身について内容を確認してみたいと思います。 ■HTML1.0 一般に公開されたマークアップ言語。リンク機能もすでにありました。 ■HTML2.0 新しいタグとフォーム要素が加わりました。 ■HTML3.2 表組が加わりました。フォントや背景に色をつけることができるようになりました。また、サウンド、ビデオなどのオブジェクトがembed要素によって利用できるようになりました。 ■HTML4.0 これまでの、表現のための整形処理用のタグや属性を「非推奨扱い」としました。その代わりにスタイルシートの考えを取り入れました。 ■HTML4.01 HTML4.0にさらにタグを加え、さらにすべてのユーザーに配慮するアクセシビリティを重視しました。現在のHTML5の原型となっています。 このようにHTMLは短期間で著しく変化してきました。まさにネット社会は「ドッグイヤー」といいますが、瞬く間に変化するこの速さにはなかなかついていけませんね。「マウスイヤー」という表現でも追いつかないワープの速さですね。 目を開いてしっかりお勉強していかないと(^^♪ では本日はここまで。 #
by foasnet
| 2012-06-01 08:27
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わん ポイントレッスン 第2回 HTMLの歴史を知ろう~★ 前回のレッスンをまとめると 「HTMLはHyper Text Markup Languageを略したものです。 Languageなので言語のことですよ。」 「ホームページ(Webページ)では、HTMLという言語を使いますよ。」というお勉強をしましたね。 今回のレッスンは、現在のHTMLに至るまでの歴史について確認していきたいと思います。 ソフトウェアやブラウザにもバージョンがあるように、実はHTMLにもその歴史とともにバージョンがあるのです。 そして最新のHTML5に至るまでには人間の並々ならぬ改良や新しい仕様が加えられてきたのです。 そこでSGMLから最新HTML5までの流れを図にしてみました。 HTMLの開発の元になったのは、SGMLといわれる言語です。 ではSGMLってどんな言語なのでしょうか。 仕事では大量の文書が発生しますが、重要な文書であるほど長期間にわたり利用可能にする必要があります。 しかし特定のワープロソフトなどで作成した場合、バージョンが変わったりそのソフトが使われなくなったら、せっかく作成した文書が読めなくなるという問題が発生します。 そこで、プレーンテキスト(文字ごとの色や形状、文章に含まれる図などといった情報を含まない文字列)に「タグ」といわれる特殊な記号や文字列を埋め込んでデータに意味を持たせることが考えられたのです。このことで前述の問題は解消しました。この規格がSGMLなのです。 その後、SGMLを元にHTMLの原型の作成は、1990年代初期CERNのコンピューター部門で働いていたティム・バーナース・リー(Tim Berners-Lee)氏の手にゆだねられました。 ティム・バーナース・リー氏は、データ間のリンク(ハイパーリンク)の概念を生みだし それを「World Wide Web」と名付けました。 また、クライアントがサーバにアクセスする方法にとしてHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を開発し、そのプロトコルに適したWeb上の汎用言語としてHTMLを作成しました。 その後、HTML 1.0からHTML5まで改良をくわえながら現在にいたっているのです。 なんだかむずかしくなってきましたが、もしティム・バーナース・リー氏がいなかったらいまのWebはなかったのかもしれませんネ。 =付け加え= ちなみに福岡OAゼミナールの「HTML講座」はHTML 2.0が考案された年から開講しました。それに併せ、ヨチヨチ歩きではありましたが、Web工房GECKの業務もスタートし現在に至ります。 では本日はここまで。 #
by foasnet
| 2012-05-15 09:30
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わん ポイントレッスン 第1回 HTML ってなに?~★ HTMLは、『Hyper Text Markup Language』を略したものです。 Languageなので言語のことです。 日本人が日本語をアメリカ人が英語の使うように、ホームページ(Webページ)では、HTMLという言語を使います。 どんなホームページもHTMLからできているのですよ。これをソース(ソースコード)といいます。 このページのHTMLをみてみると次のようになっています。 上段がHTMLソース(ソースコード)で、下段が通常見ているホームページです。 皆さんが見慣れているYahooのページもソースコードで確認してみましょう。 Yahooのページを通常に閲覧してください。 画面で右クリックして「ソースの表示」をクリックするとHTMLの正体を見ることができます。 いかがですか。 このように、HTMLはアルファベットや記号などで構成されているわけのわからない(?)言語なのです。次回からはこの得体のしれないものを少しずつ解明していきましょう。 では本日はここまで。 #
by foasnet
| 2012-04-27 17:10
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